『長野県八千穂高原産
土を愛するB尾さんが作った野菜』
そう聞いて、皆さんはこの野菜をどのように思いましたか?
私はこんなポップがついた
野菜を目にした時に、
『おっ、おいしそうだな~。』
と想像してしまいました。
顔写真があったので、余計に。。。
実際のところ、
このB尾さんが生産者と優れているのかについては、
商品のパッケージには書いてなかったんですね。
よくよく考えたら、
本当においしいのか、、、?
それすらもこれだけではわからないんです。
でも、そうやって、
特定の人の名前や顔が出ていると、
『なんとなく良さそう。』
『安心できる。』
『自信があるんだろうな。』
といったような心理が生まれるそうです。
こういった事を活用して、
私たちの周りにある商品は、
商品価値を高めています。
でもこれって、
ほんのちょっとしたことですよね?
それだけで価値って高まってしまうんです。
世の中の物事に対する価値、、、
どうやって決まっているのか?
それは、経済学的に言えば
有用性と希少性で決まっているようです。
例えば、人にとっては水って
生きていく上で必ず必要ですよね?
食べ物が無くても人は
2~3週間くらいは生きれるみたいですが、
水がなくなると4~5日で死んでしまうみたいです。
つまり、、、有用性が高いと言えます。
ただし、水は手に入りやすいので、
希少性には乏しいと言えます。
なので、安く手に入ります。
一方、ダイヤなどの宝石は、
必ず必要か?と言われればそうではありませんが、
希少性が高いので、高くなります。
そう考えると、有用性が高く、希少性が高い物が
最も高い価値が有ると言う事になります。
仮に水がこの世から突如、
100リットルしかありません!
となれば、、、
とんでもない価値になることは
間違いないですよね。
オイルショック時に、全国のスーパーから
トイレットペーパーがなくなった時のように、
必需品がなくなれば血肉の争いになります。
それだけ価値があるからです。
物事の価値は、
ほんの少しバランスを崩すだけで、
大きく変わります。
そう考えれば、自分の価値も少し変えるだけで、
周りの皆さんに対する価値も変わるはずです。
試してみてどうでしょうか?