何かをチャレンジしようとした時に、
よくよく耳にする言葉、
『難しい』
つい口に出てしまう言葉ですよね？
ただ、この難しいという単語は、
『奥が深いな～。』
と最近思うんです。
皆さんはどんな時に、
難しいという言葉を使いますか？
この言葉は、何かに取り組んだ時に出てくる言葉です。
でも、取り組み方で、
この『難しい』と言葉は大きく意味を変えます。
例えば、
ジャンルは何でもいいんですが、
わかりやすく『勉強』でいきましょう。
勉強は『難しい』の代名詞と
言えるのではないでしょうか？
数学、英語、理科、社会、国語。
懐かしいですよね。
今回、仮にＡ君とＢ君がいたとしましょう。
それぞれ問題を解いた後の感想を聞いた所、
次のような答えが返ってきました。
Ａ君は、
『数学の２次関数の問題、どの公式に当てはめていいか
凄く悩んで解いたけど、本当に難しかった。』
『Ｐ１５の英文の和訳するのに、辞書で調べないとわからない
単語あったから時間かかったし、本当に難しかった。』
『理科の飽和水蒸気量の問題、
計算がややこしくて、今回難しかった。』
と答えてくれました。
一方、Ｂ君は、
『数学の２次関数難しそうやったから解くのをやめといた。』
『Ｐ１５の英文の和訳、見た目難しそうだったので空けといた。』
『理科の飽和水蒸気量の問題、難しかったからパス。』
Ａ君、Ｂ君共に『難しい』と口にしていますが、
明確に違いますよね？
何が違うか具体的にお分かりになりますか？
Ａ君は、実際に実行してみての『難しい』と答えているのに対して、
Ｂ君は、実行せずに『難しい』と答えているんです。
この差は非常に大きいと私は考えます。
簡単に『難しい』は口に出せますけど、
実際に実行している人は、それが経験になり、力になります。
ですが、何も実行せずに、
『難しい』と口にしている人は、
何も経験を得る事ができないので、力も身に付きません。
これは他にも言えますが、
何もしていないのに、『難しい』と言う事は、
ただの妄想、予想でしかありません。
それを口にしている限り、
大きな成長をすることは難しいでしょう。
成功している人の多くは、
難しいけど、どうすれば問題を乗り越える事ができるのか？
それを追い続けれる人だと思います。
難しい事を乗り越えるのは、確かに苦しい事です。
乗り越えずに、生きていく方法はいくらでもあります。
楽に楽に生きていく事も可能です。
ただ、そういう生き方で得れる事は
私は底がしれているのではないかと思います。
そうした方が、偉い、偉くないではなく、
生き方がせまくなるのではないかと考えます。
もし今、何もせず難しいからやめておこうとしている事があれば、
それは大きなチャンスを逃している可能性があるのです。
運を逃していると言う事にもなります。
運は自分で引き寄せるものです。
何もしなければ、運は巡ってはきません。
今後、『難しい』と言う言葉の使い方を
気を付けてみてはいかがでしょうか。
